笠原養蜂場の笠原が仕事で来れないので乗船するのは3人。
午前中に材料を和田の浜まで佐藤さんの軽トラで運び、組み立て。
中国新聞浜村さんの取材の中、試作で作っていた一人乗りをベースに3人乗りを作る。
3人乗りと言うのはバランスがわるいけど、体重差やジュースや車のカギを入れたクーラーボックスの重さを考えるとちょうどよかったのかもしれない。
組立てが終わったので浜に上げてげんきや和で昼食。
みなさん島の人だから魚より肉の方がいいと思ってと言う事で肉のフライ。
ウマイ。
ご飯をお代わりしたのは俺だけ。
玉ねぎドレッシングはうまかった。
午後1時に浜に戻ると子供たちが筏で勝手に遊んでる。
佐藤さんが元の場所に返しなさいと言うと、「えー」と不満そうな顔。
浜にあったから勝手に遊んだとのことだが、人の物を勝手に使うのは良くないという正論で諭す。
こちらとしては、最終的には子供に遊んでもらいたいという気持ちがあるので、
子供たちが興味を示してくれたことを素直に喜んだが、オールまで勝手に持って行かれたのはショック。
クーラーボックスにジュースと車のカギを入れいざ出陣。
佐藤さんが漁船で迎えに来てくれるとのことなので、少し沖でまつ。
海の色が変わっていくのがわかる。
最初は薄い緑。次に濃い緑。最後は黒になった。
風がそこそこあり、波も高くなり、少々不安が増す。
クルー3人とも無口になっていくのがわかる。
佐藤さんの漁船とロープでつなぐ。
ロープがピンと張り、漁船に曳航されている状態になると速度も出るが、波の影響も大きい。
発泡スチロールの向きを考えはしたけど、水を分ける形では無いのでそれなりの抵抗はある。
アイドリングから少し前進に入れると筏が壊れそうになるくらいの衝撃が走る。
船は壊れ無くても、車のカギが入った発泡スチロールのクーラーボックスがひっくり返って落ちるんじゃないかという不安がよぎる。
急いで佐藤さんに減速をお願いする。
出発は14時。16時には佐藤さんは和田に戻らないといけないのだが、アイドリングの速度で伊保田まで行くのは時間的に無理だと判断し、逗子を目的地に変更。
海岸近くまでえい航してもらい、最後はパドリングで上陸。
筏は和田で使いたいとのことなので軽トラで取りに行った。